免疫細胞治療 TREATMENT

059-227-0207

当院の免疫細胞治療

免疫療法専門クリニックとの
連携

当院では、20,000名以上(※)の治療実績を持つ、免疫療法(免疫細胞治療)の専門医療機関である瀬田クリニックグループと連携して治療を実施しています。
また、当院は免疫療法(免疫細胞治療)の科学的エビデンスの強化や安全性・透明性の更なる向上を目的として全国約50の医療機関が参加している共同臨床研究に参加しており、その枠組みの中で治療を提供しています。
(※2017年6月現在)

初期の方から
進行がんの方まで受診可能

免疫療法(免疫細胞治療)は自己の細胞を用いる身体に優しい治療なので、初期段階の方はもちろん、進行がん・再発がんの方も受診可能です。
また、一部の血液系がんを除き、ほとんどのがん種に適応できます(治療の種類によっても異なるので、詳しくはお問い合わせください)。

安全性の高い環境

当院で提供している免疫細胞治療は、患者様の血液から免疫細胞を取り出し、約2週間かけて培養した上で再び体内に戻す先端的な再生・細胞医療です。
患者さんの細胞を体外で培養・加工する過程においては、安全性確保のためのプロセス管理は非常に重要です。
患者さんからいただいた血液は、厚生労働大臣に許可された株式会社メディネットの細胞培養加工施設に運ばれ、血液中から取り出した免疫細胞を約2週間かけて増殖、活性化させます。こうした細胞医療においては、本来体内にある細胞を生きたまま体外で培養・加工するため、きわめて高度な安全管理・品質管理体制が求められます。

外来通院による治療のため
入院不要

治療自体は基本的には2週間おきに採血と点滴を繰り返すものとなりますので、入院の必要はなく外来通院での治療が可能です。
ただし、あまりに症状が重篤な場合は、通院による負担が病状の悪化に繋がる恐れがありますので、ご相談ください。
また、一部の血液がん(白血病、T細胞型の悪性リンパ腫等)を除くほぼ全てのがんが適応となります。

免疫細胞治療とは

免疫細胞治療は、体内でがん細胞やウイルスなどの外敵と闘う免疫細胞を患者様の血液から取り出し、人工的に数を増やしたり効率的にがんを攻撃するよう教育してから再び体内へ戻すことで、重い副作用なくがんを攻撃する治療法です。
また、最近では三大療法(外科療法、化学療法、放射線療法)の効果が、患者様本人の免疫状態によって左右されることも分かっており、免疫細胞治療は、三大療法と併用することで治療の相乗効果が期待されます。

以下の場合は
治療をお受けいただけません

  • HIV抗体陽性の方
  • 臓器、同種骨髄移植を受けられた方

※Tリンパ球、NK細胞由来悪性リンパ腫及び八血症の方、
HTLV-1抗体陽性の方は「樹状細胞ワクチン療法」のみ可能となります。

免疫細胞療法の種類

アルファ・ベータT細胞療法
(αβT細胞療法)

がんに対する攻撃力が最も強い細胞のひとつであるT細胞の中でαβ型のT細胞受容体(TCR)を発現している細胞を主に活性化し、増殖させてから体内へ戻す治療法です。特定のがん抗原に頼るわけではありませんので、がん細胞の目印が分からない時、がん細胞が目印を隠している場合に、早期がんから進行したケースまで幅広く適用されます。がん患者様では、免疫の働きに抑制がかかっていることも多いのですが、その抑制を解除する働きも あることが分かっています。また、化学療法や放射線療法の効果を増すことも期待されます。

NK(ナチュラルキラー)細胞療法

NK細胞は、末梢血中のリンパ球の10~20%を占める、極めて強い細胞殺傷能力を持った免疫細胞の一種で、身体の中を常時パトロールし、がん細胞やウイルス感染細胞などの異常な細胞をいち早く発見して攻撃する、初動部隊です。NK細胞療法は、患者様自身のNK細胞を体外に取り出し、高度に安全管理された環境下で大幅に増殖・活性化して体内に投与します(治療開始前の患者様の免疫状態等により、NK細胞の増殖度合いは異なります)。さらにハーセプチン、リツキサン、アービタックスなどの抗体医薬を使っている場合に併用することで、より効果が期待されます。

ガンマ・デルタT細胞療法
(γδT細胞療法)

ガンマ・デルタT細胞療法とは、がん細胞を攻撃する力を持つ免疫細胞(リンパ球)のうちガンマデルタ型のT細胞受容体を発現しているT細胞を用いた免疫細胞治療です。肺がんや多発性骨髄 腫をはじめ、様々ながん種を対象に、大学病院等で臨床研究が実施されており、さらにその成果が論文として発表されるなど、期待される治療法の一つです。ガンマ・デルタT細胞には、細菌やウイルスなどに感染した細胞やがん化をはじめた細胞の変化を素早く感知して攻撃をしかけるといった特徴があり、以前から注目されていました。T細胞の中でもわずか数%しか存在せず、培養が難しい細胞のため治療に用いることが困難とされていましたが、ガンマ・デルタT 細胞の安定的な大量培養が可能となったのを受け、治療を実施しています。抗体医薬を使っている場合や、骨腫瘍・骨転移などの治療にゾレドロン酸を使っている場合、併用することで相乗効果を期待できます。

樹状細胞ワクチン療法
(DCワクチン療法)

樹状細胞とは、体内でがん細胞を直接攻撃するTリンパ球に、がんの目印(がん抗原)を教え、攻撃の指示を与える免疫細胞です。この樹状細胞を利用して、がん細胞だけを集中的に攻撃するTリンパ球(細胞傷害性Tリンパ球)を効率よく誘導する治療法です。

治療費

免疫細胞治療は保険適用ではないため、治療費は自己負担となりますが
医療費控除や民間のがん保険が適用される場合があるので、
お問い合わせください。

初診料 33,000円
初診相談料 165,000円
アルファ・
ベータT細胞療法
1回分 技術料 220,000円
管理料 55,000円
ガンマ・
デルタT細胞療法
1回分 技術料 275,000円
管理料 55,000円
NK(ナチュラルキラー)細胞療法 1回分 技術料 330,000円
管理料 55,000円
アフェレシースによる樹状細胞ワクチン療法 6~12回分
(初回一括払い)
技術料 1,320,000円
1回分 管理料 220,000円
樹状細胞ワクチン療法 1回分 技術料 165,000円
管理料 55,000円

※税込み表記です