当院の免疫細胞治療

免疫療法専門クリニックとの
連携
当院では、20,000名以上(※)の治療実績を持つ、免疫療法(免疫細胞治療)の専門医療機関である瀬田クリニックグループと連携して治療を実施しています。
また、当院は免疫療法(免疫細胞治療)の科学的エビデンスの強化や安全性・透明性の更なる向上を目的として全国約50の医療機関が参加している共同臨床研究に参加しており、その枠組みの中で治療を提供しています。
(※2017年6月現在)

初期の方から
進行がんの方まで受診可能
免疫療法(免疫細胞治療)は自己の細胞を用いる身体に優しい治療なので、初期段階の方はもちろん、進行がん・再発がんの方も受診可能です。
また、一部の血液系がんを除き、ほとんどのがん種に適応できます(治療の種類によっても異なるので、詳しくはお問い合わせください)。

安全性の高い環境
当院で提供している免疫細胞治療は、患者様の血液から免疫細胞を取り出し、約2週間かけて培養した上で再び体内に戻す先端的な再生・細胞医療です。
患者さんの細胞を体外で培養・加工する過程においては、安全性確保のためのプロセス管理は非常に重要です。
患者さんからいただいた血液は、厚生労働大臣に許可された株式会社メディネットの細胞培養加工施設に運ばれ、血液中から取り出した免疫細胞を約2週間かけて増殖、活性化させます。こうした細胞医療においては、本来体内にある細胞を生きたまま体外で培養・加工するため、きわめて高度な安全管理・品質管理体制が求められます。

外来通院による治療のため
入院不要
治療自体は基本的には2週間おきに採血と点滴を繰り返すものとなりますので、入院の必要はなく外来通院での治療が可能です。
ただし、あまりに症状が重篤な場合は、通院による負担が病状の悪化に繋がる恐れがありますので、ご相談ください。
また、一部の血液がん(白血病、T細胞型の悪性リンパ腫等)を除くほぼ全てのがんが適応となります。
免疫細胞治療とは

免疫細胞治療は、体内でがん細胞やウイルスなどの外敵と闘う免疫細胞を患者様の血液から取り出し、人工的に数を増やしたり効率的にがんを攻撃するよう教育してから再び体内へ戻すことで、重い副作用なくがんを攻撃する治療法です。
また、最近では三大療法(外科療法、化学療法、放射線療法)の効果が、患者様本人の免疫状態によって左右されることも分かっており、免疫細胞治療は、三大療法と併用することで治療の相乗効果が期待されます。
以下の場合は
治療をお受けいただけません
- HIV抗体陽性の方
- 臓器、同種骨髄移植を受けられた方
※Tリンパ球、NK細胞由来悪性リンパ腫及び八血症の方、
HTLV-1抗体陽性の方は「樹状細胞ワクチン療法」のみ可能となります。
免疫細胞療法の種類
アルファ・ベータT細胞療法
(αβT細胞療法)
NK(ナチュラルキラー)細胞療法
ガンマ・デルタT細胞療法
(γδT細胞療法)
樹状細胞ワクチン療法
(DCワクチン療法)
治療費
免疫細胞治療は保険適用ではないため、治療費は自己負担となりますが
医療費控除や民間のがん保険が適用される場合があるので、
お問い合わせください。
初診料 | 33,000円 | ||
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初診相談料 | 165,000円 | ||
アルファ・ ベータT細胞療法 |
1回分 | 技術料 | 220,000円 |
管理料 | 55,000円 | ||
ガンマ・ デルタT細胞療法 |
1回分 | 技術料 | 275,000円 |
管理料 | 55,000円 | ||
NK(ナチュラルキラー)細胞療法 | 1回分 | 技術料 | 330,000円 |
管理料 | 55,000円 | ||
アフェレシースによる樹状細胞ワクチン療法 | 6~12回分 (初回一括払い) |
技術料 | 1,320,000円 |
1回分 | 管理料 | 220,000円 | |
樹状細胞ワクチン療法 | 1回分 | 技術料 | 165,000円 |
管理料 | 55,000円 |
※税込み表記です