施設・設備の概要 FACILITY

059-227-0207

病床の概要

一般病床
50床(4階)
急性期病棟
回復期リハビリテーション病床
45床(3階)
手術後や脳血管疾患・肺炎等による廃用症候群を発症され、リハビリテーションの必要な患者様を対象とした病棟
療養型病床
35床(2階)
自立した行動が困難な状態で24時間の監視・医療を要する患者様を対象とした病棟

リハビリ施設

作業療法 作業療法とは、基本的な動作能力から社会の中に適応する能力の維持・改善の獲得を目指します。病気やけがの直後から、生活後に必要な服や靴の着脱、調理や掃除など日常生活に必要な動作訓練や買い物、外出、社会復帰など訓練・支援を行っております。
理学療法 理学療法とは、病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある方に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動療法、物理療法などの手段を用いて行われる治療法です。

運動療法とは、身体の全体または一部を動かすことで症状の軽減や機能の回復を目指す療法のことで、関節可動域回復訓練、麻痺回復促進訓練、歩行訓練、筋力増強、心肺機能改善訓練などのこと。つまり、身体を動かすことを治療法として用いることです。

物理療法は、温熱、寒冷、電気、超音波、水流、など物理エネルギーを利用した治療法で、痛みを抑えたり、症状の緩和などをはかります。心理的な効果を期待して、維持期の患者に用いられることもあります。

当院では、患者様毎に症状をしっかりと把握し、適切な治療法を選択し、行っています。
言語聴覚療法 言葉によるコミュニケーションには、言語、聴覚、発声・発音、認知などの各機能が関係しており、病気や交通事故・発達上の問題などでこのような機能が損なわれることがあります。言語聴覚士は、コミュニケーションに問題がある方に検査・評価を実施し、必要に応じて訓練・指導・助言・その他の援助を行い、自分らしい生活を構築できるよう支援する専門職です。また飲み込みが悪くなる嚥下障害にも専門的に対応いたします。

手術室

PACS(画像保存通信システム)

当院では、フィルム診断からモニター診断へと移行しています。これは放射線部から各診察室へ検査のデータを瞬時に送り、患者様の状況に応じた条件で画像診断を可能にしたシステムです。過去のデータとの比較、目的箇所の画像拡大、計測等を容易に行うことができます。また、医師の指示のもとで他院における同様のディジタル画像の取り込み、またはCD-R等の記憶媒体への書込みも行っています。(セキュリティチェック後)

遠隔読影依頼システム

当院では、放射線部で検査したCT、MRI画像をネットワークを介して放射線科専門医へ送っています。これを受け取った専門医がモニター上で画像を読む(病巣の発見、過去画像と比較しての経過観察、緊急性の有無等)さらにはその結果を 所見・診断・画像 と記録し、担当医師へレポートとして転送されます。

人工透析について

さまざまな原因で腎臓の働きが悪くなった際、血液のろ過が充分に行えず、水分や老廃物のコントロールができなくなってしまいます。低下した腎機能の代わりの役割を果たし、人工的に血液の浄化を行うのが透析療法です。透析療法を行うことで、ある程度まで普通に生活することは可能ですが、腎臓そのものをよくする訳ではありません。
当院では、患者様一人ひとりに最適な透析療法が提供できるよう、安全面や衛生管理に気を付け透析療法を行っています。

当院で受けられる検査

CT検査

X線を使って体の断面を撮影する検査です。撮影したデータより任意の断面(別の角度から見た画像)を再構成したり、3D画像(立体像)を作成することも可能です。ほぼ全身の目的部位に対し有効で、様々な病変を発見することができます。また、造影剤を使用することにより、より詳細な状況を知ることができます。

MRI検査

強力な磁力を利用して、体の目的部位(肺など一部除く)を撮影する検査です。X線を使用しないため、放射線被曝はありません。特に脳や脊椎、四肢、子宮・卵巣・前立腺などの病気の描出に優れています。また、造影剤を使わずに血管を描出することも特徴です。

血管造影検査

X線、装置、造影剤などを使って目的の血管を描出する検査です。
血液の流れ、血管の太さなどが視覚的に把握できます。

カプセル内視鏡検査

当院は、三重県内のカプセル内視鏡が行える最南端の病院です。
カプセル内視鏡の目的は、主に上部・下部消化管内視鏡では届かない小腸の病変(出血や腫瘍など)を見つけるために行います。
約3cmのカプセルを少量の水で飲み込んでもらいます。検査時間は、約8時間です。
日帰り入院にも対応しています。

一般撮影検査

一般撮影(X線撮影)とは、X線によって体内の写真を撮影することです。学校や職場の検診で行う胸部撮影などはこれに相当します。ほぼ全身の撮影を必要に応じて行いますが、多くが診断や次の検査の項目を決める上での礎となります。

骨塩定量検査

X線を使って、骨の密度を計測する装置です。この検査によって骨粗鬆症などの診断の材料となります。当院では腰椎、股関節、手関節および全身の計測が可能です。

透視撮影

透視撮影とは、X線と装置、造影剤を使ってリアルタイムに体の内部を映し出す検査です。職場などの検診で行われる胃透視がこれに相当します。

近隣地域の開業医院様へ

当院においては、地域周辺の開業医院方々との連携の一貫としてCT・MRIを中心とした外部からの検査依頼を積極的に受け入れております。診療科毎に応じた撮影にも随時対応し、依頼していただいた医師のご意向にも沿った検査結果を提供していくよう心がけております。また、検査後のデータはフィルムまたはCD-R等の記憶媒体(一般のパソコンで閲覧可)から選択していただき、速やかに貴院宛てへ届けさせていただいております。
さらに、検査を行った当日中には遠隔読影した結果を貴院へレポートとして提出させていただいております。(レポートの詳細については遠隔読影システムにてご参照ください)その他、詳細内容につきましては当院までご連絡していただくようお願い致します。